6月26日に2018年の9月から犬を飼っておりまして今月去勢手術を行いました。
今回は名古屋市在住の人が愛犬の去勢手術をする際の流れについて書いてみたいと思います。
飼い犬のデータ
一応我が家の飼い犬を紹介しておきますが、このようなスペックになりす。生後三か月の頃に県内のとあるブリーダーさんから譲ってもらいました。
ブリーダーさんは「みんなのブリーダー」で探しました。
一回分のワクチン代を含めて20万5000円ぐらいだったと思います。
子犬の頃からアレルギーがあって、おやつを与えすぎると右耳が赤くなり、耳から発する匂いもキツくなるので食事には気を付けています。
あと、1歳半までは「片玉」でした。一般的には停留精巣(陰睾)と言うみたいですね。
右の金玉が体の中に埋もれたまま下りて来ず、その状態のまま成犬になってしまったという事です。
最初に通ってた獣医の先生からは「癌のリスクがあるので片玉の子は早めに去勢した方が良い」と言われていましたが、
「もしかしたらまだ下りて来る可能性あるんじゃないの?」と思い続けていたら1歳半頃、本当に二玉(金玉二つ)になりました。
多分、レアケースです。通常は生後半年までに下りて来なかったら片玉のままみたいですね。
去勢しようと思った訳
二玉(二子玉川の略ではない)になった事も有って、「これでもう去勢はしなくて良いかな」って思っていたのですが、
以前から(生後3か月頃からです)頻繁にマウンティング(ぬいぐるみ等にチンチンをこすりつける動き)していたせいなのか、今年の春頃から「包皮炎(チンチンの皮から膿が出る症状)」になってしまいました。
(ちなみに我が家ではその症状の事を「膿チンチン」と呼んでいました。特に理由は無いんだけど会話の中で「包皮炎」って言ってもダイレクトには伝わりにくいですからね)
それでしばらく通院していたのですが処方された化膿止めが全く効かず、症状の悪化を食い止められなかったので渋々去勢手術するに至ったというのが事の流れです。
「童貞のまま死ぬのはいかがなものか」「ありのままの姿で犬生を過ごさせてあげたい」「手術失敗による死亡のリスク」
これらが頭によぎりなかなか踏み切れなかったのですが、包皮炎の症状が割と深刻になってきたので、やらざるを得なくなったという訳です。
去勢のリスク
①麻酔注射によるアナフィラキシーショック
約0.1~0.2%の割合で麻酔注射の影響で死ぬ場合があるそうですが、行きつけのドッグカフェのママに聞いたところ「去勢手術で死んだという話をお客さんから聞いたことが無い」という話でした。
「むしろワクチン注射の方が危険」だそうです。ワクチン注射で愛犬が亡くなったお客さんは居るそうです。
ちなみに僕が手術をしてもらった病院では眠らせる程の全身麻酔は打たなかったので、おそらく弱めの麻酔だったのだと思われます。
②太りやすくなる
これはまだわかりません。太り出したら、ここで報告いたします。
③元の状態に戻せなくなる
当たり前ですが、取ってしまった金玉は元に戻りません。
繁殖したくなっても無理ですし、元々の性格が臆病な子だと更に臆病になってコミュニケーションが取れなくなったりする事もあるそうです。
うちの犬は人懐っこくて気が強いタイプなのですが、去勢後も特に性格が変わったような気もしないですね。
果たして、今後大人しくなるのでしょうか・・
ちなみに去勢したにも関わらず、立ションをしますし、玉が無いにもかかわらずマウンティングもしようとしていました(去勢した意味がなくなるので止めさせましたが)。
去勢手術の費用
気になる去勢手術の費用ですが、
①去勢手術代(麻酔注射、内服薬含む
→25,720円
②入院費(半日)
→2,540円
計28,260円です。
ちなみに名古屋市在住だと市と公益社団法人名古屋市獣医師会から補助が出まして4,800円ほど安くなります(他の市にも存在する制度なのかは不明)。
なので、本来であれば、33,060円が去勢手術に必要な総費用になります。病院ごとに変わってくると思うのでかかりつけの病院で尋ねてみてください。
ちなみに名古屋市の獣医で手術補助が出るのは、以下のpdfに記載されている指定獣医師で手術を受ける場合です。
去勢手術補助の手続きについて
①市が指定する獣医師(動物病院)で手術の実施時期を調整する
②保健センターまたは動物愛護センターで申請を行い、補助券の交付を受ける
・申請に必要なもの→印鑑、登録番号を確認できるもの(これは保健センターで調べてもらう事も可能です)
③補助券の有効期間内に手術を受ける
・手術を受ける際にも印鑑が必要になります。