音楽

車谷浩司究極の10曲

引用: THE MAN WHO IS... / Laika Came Back OFFICIAL WEBSITE

こんにちは、ラス川/Rasukawaです。色々ありまして最近は車谷浩司さんの曲ばかり聴いています(理由はそのうち話します)。

車谷浩司とは

車谷 浩司(くるまたに こうじ、1971年8月29日 - )は、日本のミュージシャン。BAKU、Spiral Lifeでの活動を経て、1996年にAIR(エアー)名義でソロデビュー[1][2]。2009年2月にAIR名義での活動を終了し、2010年2月よりLaika Came Back(ライカケイムバック)名義で活動。栃木県出身。

引用:車谷浩司-Wikipedia

Wikipediaよりもニコニコ大百科の方が簡潔にキャリアをまとめていると思います。約2分で読めますのでどうぞ。

どこまでが史実に基づいているか不明ですが、ファンの間で認識されている情報との乖離はそんなに無いはずですw良く言えば「常に新しい」悪く言えば「風見鶏」、そんな活動スタイルのミュージャンです。

ちなみに演奏力は高く、世間からあまり良い目で見られていなかったBAKU時代も「ギターだけは上手い」という声が多かったと聞きます。

#車谷浩司究極の10曲

車谷さんは活動歴が約21年にも及ぶので、どのタイミングでファンになったのかで思い入れのある楽曲がそれぞれ異なると思うのですけど、今から約2年前(2018年)に車谷ファンの方々がそれぞれのベスト10を発表しあう「#車谷浩司究極の10曲」というハッシュタグがTwitterの方で企画されました。

総勢32名の方が参加されたようで(僕は参加していません)ファン目線からのオールタイムベストとしてはかなり有用なサンプルデータだと思われます。

個人的な興味として、どの楽曲がより高い支持を集めているのかが気になったので、企画に参加された方々が選んだ楽曲を集計してみました。

全部を載せるのは厳しいので今回はトップ10に入った曲だけを紹介させていただきます(※一応確認はしましたが集計ミスがあったらすいません)。

ちなみにリンク先のモーメントから辿れる分しか集計しておりませんので、それ以降に参加された方のツイートはデータに反映されておりません。悪しからずご了承ください。

1位:LAST DANCE(AIR)

12票を獲得して堂々の1位でした(1人で2票入れていた方が見えましたが1票としてカウントしています※いずれにせよ1位です)

2002年9月11日発売の15枚目のシングルです(6thアルバム:MY WAYに収録)。

第1位はLAST DANCEでした。「#車谷浩司究極の10曲」のタグに参加されたのは2018年現在も車谷さんの楽曲を聴き続けているコアな方々だと思うのですが、その方達にこの曲が選ばれた事にはそれなりに意味があるような気がします。2位以下の楽曲を見ても、そんな感じの傾向になっています。

2位:ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT(SPIRAL LIFE)

11票を獲得(ちなみに同率2位)。名曲には違いないのですが数あるSPIRAL LIFE(以下SL)の楽曲の中から、この曲が一番票を集めた事は意外でした。

1993年9月1日 発売の1stシングルです(1stアルバム:Further Alongに収録)。

SLはほぼ全ての楽曲に元ネタが存在していますが、この曲の引用元は不明です(誰か教えてください)。車谷さんがメインボーカルを務めている楽曲で、全般的に淡い印象を受ける曲調ですが、突如としてカットインしてくる石田さんのハイトーンボイスが良い感じのアクセントになっているように思います(1分50秒からの"あざ笑うキングジョーカー~"っていうところ)。

ちなみにこのシングルと1stアルバムのジャケットはHORAN PARLAN ‎の 「HEADIN' SOUTH」が元ネタです。

上から HORACE PARLAN ‎ 「HEADIN' SOUTH」 →SPIRAL LIFE「FURTHER ALONG」→SPIRAL LIFE「ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT」のジャケット

2位:YAWN(AIR)

ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHTと同数の11票を獲得(2位)

1998年9月23日発売の3rdアルバム:Usual tone of voiceに収録されています。

LAIKA CAME BACKとは違ったテイストのアコースティックナンバーです。

音源ver.ではSPIRAL LIFE時代を思い出すような歌い方をしてます( My Bloody Valentine の Bilinda Butcherスタイル ) 。本人が自画自賛(?)するだけあって、かなりの名曲です。

 

4位 TRACE(LAIKA CAME BACK)

10票を獲得しての第4位です。

2011年9月7日発売の1stアルバム:Landedに収録。

車谷さんのキャリアの中では比較的新しい楽曲です(それでも10年前)。LAIKA CAME BACK(以下 LCB)の曲って、こんなに受け入れられてるんですね。

それこそ弾き語りのナンバーはBAKU時代(隣に行くよ)から作っていましたし、ある種のルーツなんでしょうけどLCBとして活動を始めてからはロックよりもフォークやブルースに近い感じの歌い方で、それ以前のキャリアを追い続けていた人からの反応はどうなのだろう??と思っていたので少し驚きました。

守備範囲の広いリスナーに支持されているアーティストだという事がよくわかります(アーティスト側がリスナーを育てているのかもしれませんが)。

4位:LANDED(LAIKA CAME BACK)

こちらも10票を獲得しての第4位です。

この動画の2分41秒からの曲です。 2010年3月31日より配信されたLAIKA CAME BACKとしての1曲目の作品( 2011年9月7日発売の1stアルバム:Landedにも収録されています )。

LCB以前のキャリアではトレンドに乗るような形で音楽性を変化させていましたが、LCBのようなジャンルの曲には特にトレンドと言った要素を感じないので何がルーツなのかな?と思っていたのですが、TRAVISがその一つかも知れないとの事です。以下、参考記事。

あー、なるほど。言われてみればトラックはそんな感じがしますね。リンク先の記事で考察されている方の言う通りTRAVISの2ndアルバム「THE MAN WHO」から受けた影響が強いのかもしれないですね。

ちなみに「THE MAN WHO」は全英1位を獲得して400万枚以上のセールスを記録したメガヒットアルバムです。この後、イギリス国内では雨後の筍のように似たようなバンドが現れて「メランコリック系」とか言われていました(脱線しますけどthe brilliant greenのメンバーもTHE MAN WHOをフェイバリッドとして挙げていた時期がありました)。

4位:HAIR DO(AIR)

これまた10票を獲得しての第4位です。

1996年11月11日発売の1stアルバム:WEAR Offに収録

すがすがしいまでのマイブラ(My Bloody Valentine)・オマージュです(厳密には「I Only Said 」+「 Tribe の Payphone 」だそうです)。SLとしての活動休止直後という事も有ってか、AIRの1stアルバムはSLの延長上のような楽曲が多いです。ちなみにSLにも「NERO」というマイブラ(Loomer)から引用している曲が有りますね。

7位:天空の彼方(LAIKA CAME BACK)

8票を獲得しての第7位です

なんと、動画が見つかりませんでした。 2016年7月6日 発売の2ndアルバムに収録されています

ここまでの挙げた7曲にパンク、グランジ、ミクスチャー系の曲が一つも入らない辺りに時代を感じます。

8位:STARLET(AIR)

6票を獲得しての第8位。

約12年間活動したAIRのキャリアとしては中期にあたる頃ですが、少しづつLCBに寄り始めていますね。ダイナミックなストリングスが印象的な楽曲です。

この楽曲に特に関係の無い話なんですけれども、BAKU時代のインタビューで、

「俺、ギタリストギタリストしているギタリストになろうと思ってないから(笑)ただ横に立って弾いてるだけなんてつまらない。俺はやっぱり歌が一番だと思っているし、音楽は歌から始まっていると思うしね。ギターか歌かどっちかを取れっていわれたら、迷わず歌を取るよ」「だから手をつぶすかノドをつぶすかっていう選択だったら絶対手をつぶしますよ」

という発言があったのですけれども、キャリアを重ねる毎に歌への比重が大きくなっている感はありますよね。

その発言が載っているのは以下の本です(この本の63ページです)。

8位:I HAVE A DREAM(AIR)

これも6票を獲得しての第8位です。ちなみに8位になった曲は6曲もあります。そのおかげでこの記事を書くのにかなりの時間がかかっています(笑)

2003年11月27日発売の7thアルバム:ONEに収録されています

タイトルはキング牧師の演説からインスパイアされたものですかね。この曲がこんなに支持されているのも個人的には意外でした。

8位:24 YEARS OLD(AIR)

これも6票で第8位です。

1996年6月26日発売の1stミニアルバム:AIRに収録されています

Soul Coughingからの影響を受けていると言われている曲です。ウッドベースを入れている辺りからしてもそんな感じがしますね。

このミニアルバムは当時も今も変わらず評判が良くて原田知世さんも好きだったみたいですね。坂本美雨さんもBAKUの解散ライブへ行くぐらいの車谷ファンだったらしいし、特定の属性からの受けが良いんですよねw

8位:20TH CENTURY FLIGHT/光の彼方に(SPIRAL LIFE)

1994年4月25日 発売の3rdシングルです。2ndアルバム:Spiral Move TELEGENIC2にも収録されています。

25年以上前の曲なのでPVには古臭さを感じますが楽曲そのものは今でもピンピンしていますね。

3年弱という短い活動期間だったにも関わらず未だに高評価をキープするSLですが(その後に似たような立ち位置のバンドが全く出て来ずに終わりましたからね)その中でも五指に入る名曲では無いかと思います。僕もこの曲はマイベスト10に入りますね。

8位:ぼくたちだけの天国(BAKU)

1992年7月29日発売の5thシングル。

今回のランキングでは唯一となったBAKU時代の楽曲です。メインボーカルは谷口宗一さんで車谷さんはサブでボーカルを務めています。この曲には別バージョンがあって、そちらの方はインディーズ時代のミニアルバムに収録されています。

「バンドブームの仇花」みたいな扱いを受けていたバンドでしたが、言うほど悪いバンドだったのかな?と思ったりします。当時は異性受けを狙う事を悪とみなす風潮が強かったのかもしれないし、売り上げで勝てない同業者からの妬みみたいなのもあったのかも知れないですね。

ちなみに車谷さんを除くメンバーは(谷口宗一さんと加藤英幸さん)解散後も交流があるみたいで数年前に共演(プチ再結成)をしています。

「やりきれない出来事が駆け巡る」→「やりきれない事ばかり駆け巡る」

谷口さん、歌詞間違えてますw この曲が発表されてから1年経たずに解散しているので、あまり歌う機会がなかったんですかね。

 

まとめ

以上が#車谷浩司究極の10曲におけるトップ10です(同率8位が5曲も有ったので全12曲になってしまいましたが)。コアなファンの方々に支持されている曲の傾向がはっきり出たのではないでしょうか。

知名度が高くライブで盛り上がりそうな曲(「GARDEN」「MAYBE TRUE」「KIDS ARE ALRIGHT」等)よりも、しっとり聴かせるタイプの曲を好んでいる方が多いのかもしれませんね。

ちなみにキャリア別に分けると、BAKU→1曲、SPIRAL LIFE→2曲、AIR→6曲、LAIKA CAME BACK→3曲という感じになりました。

こういうような記事を書くと、懐かしい曲を久々に聴く事になるので思ってたよりも音楽熱が高まりますね。TRAVISなんかは、この記事を書かなかったら聴き直す事がなく終わってた気がします(ちなみにTRAVISは3rdアルバムが一番好きです)。

車谷さんが関わっている楽曲は元ネタからのインスパイアを隠さないものが多いので、そのルーツを辿ってみる事と今まで自分が聴いたことがなかった音楽に出会えたりします。この記事を読まれた方も、これを機に様々な音楽に触れていただけたらなと思います。

 

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